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AMラジオ放送の仕組み



単純な仕組みで広範囲に音声を届けることができる「AM放送」。日本で初めて行なわれたラジオ放送もAM方式によるものでした。AM放送の仕組みを紹介します。

AM放送のしくみ

AM放送のしくみ

AM放送とは「中波」と呼ばれる、波長100~1,000m、周波数300kHz~3MHzの電波を使った放送形式です。音声情報は、「振幅変調(amplitude modulation)」という方式で、音声信号をそのまま電波の強弱として伝達しています。周波数は原則的に9kHzごとに割り振られているため、各放送局の周波数はおおむね9の倍数となっています。

AM放送の特徴

AM放送の特徴

FM放送に比べて単純な構造で音質も良くないとされるAM放送ですが、「聴取可能エリアが広い」「送受信側ともに単純な設備で行なえる」などの特徴によって今も様々な場面で活躍しています。

聴取可能エリアの広さ

AM放送は電波伝達距離が長く、昼間でも数十kmから数百kmの範囲で受信することができます。一例として、千葉県木更津市の郊外に送信所がある放送局では、関東一都六県だけでなく、静岡県や福島県、新潟県の一部も聴取エリアに含まれます。夜間は電波が上空の電離層に反射するため聴取可能エリアはさらに拡大します。最大で数千km先まで届き、海外の放送を聴くことも可能です。

単純な送信、受信システム

送信設備と受信側の回路の両方が単純で安価な構成で済む上に、ひとつの放送局の聴取可能エリアが広いため、発展途上国においても主要なメディアとして活躍しています。また電源が必要ない鉱石ラジオでも受信可能であるため、災害時の情報発信にも役立ちます。

難聴問題

難聴問題

単純な変調方式(振幅変調)を採用しているため、FM放送に比べて音質が悪く、他の放送局の電波や電化製品などによるノイズの影響を受けやすいという弱点があります。また、障害物による影響も大きく、電波の届きにくい山間部だけでなく、建築物が密集している都市部でも難聴問題が起こっています。こうした難聴問題への対応としては、ラジオ放送のFM化やデジタル化の他、「らじる★らじる」などのインターネット放送の活用が考えられています。

AMステレオ放送

AMステレオ放送

複数の電波を活用して、より臨場感のあるステレオ音声を伝達する放送方式です。日本では1992年に放送が開始しましたが、受信のために専用のラジオ機が必要となることや、日本放送協会が導入を見送ったことなどの理由によって、すでに高音質なステレオ放送としてFM放送が普及していたため、普及はしませんでした。

AM放送の活用法

AM放送の活用法

FMに比べて音質が悪くノイズの影響も受けやすいAM放送では、主にスポーツ中継やトーク番組、情報番組などが放送されています。また、ラジオだけでなく、航空無線や一部のアマチュア無線などにも活用されています。