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ラジオ局情報

ラジオCMの歴史



日本で初めて放送されたラジオCMは、1951年9月1日、新日本放送(現・毎日放送)で流れた「スモカ歯磨」のCMだと言われています。1本の長さが30秒もしくは60秒と決まっているテレビCMに比べて、ラジオでは5秒程度の短いものから60秒を超える大作まで様々なCMが作られます。テレビに比べて制作費も広告料も安いため、テレビでは見かけないような小さな会社も出稿しやすく、バラエティに富んだCMを聴くことができます。また、「映像がなく、音声しか聞こえない」というメディアの弱点を逆手に取って、効果音を巧みに使い、リスナーの想像力に働きかけるような作品が多いのも特徴です。

ラジオCM傑作選

ラジオCM傑作選

ラジオならではの手法で作られたCMを紹介します。

リポビタンD「ファイト!一発!」シリーズ

リポビタンD「ファイト!一発!」シリーズ

コント形式のラジオCMが有名で、番組よりもCMを楽しみに放送を聞くファンも居ます。20秒のCMの冒頭では、情けなかったり、ガッカリしたりするようなシチュエーションが会話形式で提示され、最後にお決まりの「ファイト!一発!」で強引に落ちを付ける、というものです。フォーマットが単純なため、バリエーションがとても多いのが特徴です。2012年には、「リポビタンD」の発売50周年を記念し、与えられたお題に対して大喜利形式で回答を一般公募し、優秀な作品をラジオCM化する、「50周年記念 大喜利キャンペーン」が開催されました。

資生堂アデノゲン&マキアージュ「聖夜の二人」(2007)

資生堂アデノゲン&マキアージュ「聖夜の二人」(2007)

クリスマスの夜、コンサート会場で15年ぶりに再会した男女の心境をコミカルに描いたラジオCMです。男性編では、かつての恋人を見付けたものの、薄くなった髪が気になって隠れてしまう男の悲哀を描き、最後に「あなたがあなたらしくあるために。薬用アデノゲン、資生堂」と、同社の発毛促進剤を宣伝します。一方の女性編では、昔の恋人を見付けて、少しでも自分を美しく見せるためにマキアージュの化粧品でメイクを直す女性の姿が描かれ、最後に「どうしてもキレイでいたいときがある。一瞬も、一生も、美しく。資生堂」とナレーションが入ります。女性編のラストには、男に気づいてもらうために、当時かけていなかった眼鏡を外すシーンが入り、身を隠した男と眼鏡を外した女が、この後出会うことはないだろうという、悲しい結末が示唆されます。第36回フジサンケイグループ広告大賞のラジオ部門最優秀賞受賞作品です。

ワコール「まったく同じナレーション」(2013)

ワコール「まったく同じナレーション」(2013)

CMの前半では、「ワコールから、すべての女性の皆様に。ブラジャーのお知らせです。右にズレたり、左にハミ出たり、していませんか?守ってあげたい、2つのデリケートなふくらみ」と、女性のブラジャーについての宣伝を展開します。するとその後、「続いて、すべての男性の皆様に。まったく同じナレーションで、メンズパンツのお知らせです」と、今度は男性用のパンツを宣伝します。男女それぞれの下着を販売するワコールならではの宣伝手法が評価され、「2013年ACC CMフェスティバル」のラジオCM部門でグランプリを獲得しました。

サントリー・ホワイト「ウイスキー・クラッシュ」(1979)

サントリー・ホワイト「ウイスキー・クラッシュ」(1979)

サントリーのウイスキー「サントリー・ホワイト」のラジオCMです。吉田拓郎さんが、「溶けかかった氷のように、丸く牙の無い男になるな」と歌うと、男の声で「男ならこの夏グラスにかき氷ぎっしり詰め込んで、『サントリー・ホワイト』でウイスキー・クラッシュ!」という内容のナレーションが入ります。当時、古くさいイメージがあったオンザロックの代わりに、クラッシュドアイスにウイスキーを入れる「ウイスキー・クラッシュ」をアピールします。