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ラジオの誕生



ラジオ放送の研究は19世紀末からスタートしました。その後、世界各地の科学者や発明家が競い合うように技術の開発に努め、1906年のクリスマス・イブ、ついにカナダの発明家レジナルド・フェッセンデンによって世界初の「ラジオ放送」が行なわれました。

「ラジオ」の発明

「ラジオ」の発明

電線を使用しない「無線」による通信技術を確立したのは、イタリアの発明家、グリエルモ・マルコーニでした。裕福な実業家の家に生まれたマルコーニは、20歳頃から無線通信の発明に没頭し、1896年には2kmの通信距離を達成しました。さらに1897年には、ドーバー海峡(イギリス~フランス)を越えた通信を成功させます。そして1901年、ついに大西洋をまたいだ通信を成功させ、世界中から喝采を浴びました。マルコーニの通信は、モールス信号を用いた単純な信号しか送れませんでしたが、その功績はのちのラジオ放送の発明に大きく寄与しました。

エジソンの弟子、レジナルド・フェッセンデンがラジオを発明

エジソンの弟子、レジナルド・フェッセンデンがラジオを発明

世界で初めて無線での音声放送に成功したのはカナダ人のレジナルド・フェッセンデンです。昔から電気技術に関心のあったフェッセンデンは、1886年にニューヨークへ移住し、発明家のトーマス・エジソンの経営する工場に入ると、そこで科学技術を身に付け、エジソンのアシスタントとして活躍しました。1900年には、無線を使った音声通信の実験に成功すると、本格的なラジオ放送の実現に向けて研究を続けます。そして1906年のクリスマス・イブ、マサチューセッツ州の自宅から、ラジオ放送を開始します。クリスマスのあいさつやクリスマスキャロルの生演奏、聖書の朗読などを電波に乗せて放送しました。

世界初の商業放送開始

世界初の商業放送開始

フェッセンデンの実験成功以来、各地で試験的なラジオ放送が行なわれるようになりました。そして1920年、アメリカ・ピッツバーグのKDKA局が世界初の商業ラジオ放送をスタートさせます。この放送で最初に伝えられたのは、そのとき行なわれていたアメリカ大統領選の結果でした。

FMラジオ放送

FMラジオ放送

フェッセンデンは1902年、FM方式によるラジオ放送も考案しましたが、これが実用化されたのは1933年になってからのことでした。この年、アメリカの発明家エドウィン・アームストロングが、FM(振幅変調)による変調方式を確立し、特許を取得します。その後、エンパイアステートビルディングの85階に開設したスタジオから試験放送を繰り返し、1937年に世界初のFMラジオ局となるW2XMNを開局しました。しかし、従来のAMラジオ局の反発や、新しく登場しつつあったテレビの存在などもあり、経営が軌道に乗らないまま、1954年に没してしまいます。FMラジオが商業的に成功するのは、AMの電波帯が飽和しはじめる1960年代に入ってからのことです。

日本初のラジオ放送

日本初のラジオ放送

1920年にKDKA局が世界初の商業放送に成功すると、日本でもラジオ放送の開始を期待する声が日増しに強くなりました。特に、1923年に関東大震災が起こると、正確な情報を伝えるラジオ放送の必要性が改めて認識されました。そこで、1924年に逓信省(ていしんしょう)が、東京、名古屋、大阪の3地域の事業者にラジオ放送を許可し、1925年に、社団法人東京放送局が日本初のラジオ放送を成功させました。