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ラジオ局情報

ラジオの歴史(1960年~1989年)



1960年~1989年にかけて、娯楽の中心の座をテレビに譲ったラジオは、トランジスタの普及による小型化、FM放送局の相次ぐ誕生などにより、ユーザーひとりひとりの趣味に合わせた、よりパーソナルなメディアへと変化していきます。

小さなトランジスタラジオの出現

小さなトランジスタラジオの出現

1960年頃になると、トランジスタの普及とともにラジオの小型化が進みます。それまで一家に一台のラジオを家族みんなで囲んで楽しむ聴取スタイルから、次第に「自分の部屋で、一人で楽しむメディア」へと変わっていきました。これに伴い、ラジオ局では情報番組や音楽番組など、個人で楽しむ趣味性の高い番組が多く作られるようになりました。なかでも、「音楽放送」の人気は高く、ラジオを通じて国内外の最新音楽を楽しむリスナーが増えていきます。

より高音質でノイズの少ないFM放送の開始

より高音質でノイズの少ないFM放送の開始

1950年代後半になると、日本でも「周波数変調」と呼ばれる変調方式を使い、より高音質でノイズの少ない放送であるFMラジオの試験放送が行なわれていましたが、送受信の双方で、高価な機材が必要となるため、普及には至りませんでした。

しかし、1960年代に入り、音楽番組の人気が高まるに連れて、より高音質な放送への需要が高まります。1970年頃には、こうした新しい需要が後押しする形で、FM東京FM大阪FM福岡などのFM放送局が次々と誕生します。高音質でノイズが少ないFM放送の特徴を生かし、音楽番組を中心とした編成で若者の人気を集めます。放送される音楽をオープンリールテープやカセットテープで録音する「エアチェック」も大流行しました。

ラジオの国際放送が人気に

ラジオの国際放送が人気に

1970年代後半になると、若者たちを中心に、海外の放送局が行なう短波放送を日本国内で受信する「BCL(Broadcasting Listener)」ブームが起こります。放送局に「受信報告書」を送付すると送られてくる「ベリカード(Verification Card)」を集めるために、高感度のアンテナや受信機を用意したり、天候や季節、時間帯に合わせてアンテナの設定を変更したりと、様々な工夫が行なわれました。また、国内のメーカーは、短波放送が受信できる「BCLラジオ」を相次いで発表しました。

多チャンネル化により、さらに趣味性の高い放送へ移行

多チャンネル化により、さらに趣味性の高い放送へ移行

1980年代に入ると、FM愛知やエフエムジャパン(現J-WAVE)など、民放のFM局が次々と誕生しました。大きな都市には複数のラジオ局が存在するようになります。こうした多チャンネル化によって、放送局の得意な分野を生かした個性的でさらに趣味性の高い番組編成をするようになります。