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ボイス・オブ・アメリカ(VOA)



アメリカ合衆国の政府が運営するラジオ放送局で、短波やインターネットを使った国際放送を行なっています。放送は英語の他に、「民主化が必要な」各国の言語でも放送されているため、閉鎖的で情報が入りづらい国でも、自国の言葉で世界の最新情勢を知ることができます。一方で、国際社会でのアメリカの立場を強化するためのプロパガンダ機関だという批判もあります。

歴史

歴史

VOA(The Voice of America)は1942年2月24日、アメリカ戦争情報室によって設立されました。CBSやNBCが使用していた送信機から、短波を使用して当時アメリカと戦争状態にあったドイツや日本の占領地域に向けて、戦争の趨勢や世界情勢などのニュースを届けました。終戦後は、合衆国情報庁の管理下に置かれ、ソビエト連邦(当時)やキューバなどの東側陣営へ向けた放送が行なわれました。1999年には、合衆国情報庁が廃止され、VOAは合衆国政府の直轄機関として、中東やアフリカ、アジア地域などに向けて放送を続けています。2000年にはインターネットによる配信もスタートしました。VOAの公式ホームページだけでなく、ポッドキャストやYouTubeなどでも聴取可能です。

外国語放送

外国語放送

VOAでは現在、英語を含めて約50の言語で放送を行なっています。使用されている言語は、主にアフリカ、中近東、東欧、東南アジア、ロシア、中国、北朝鮮など、共産国やイスラム国を中心に選ばれています。また、世界中の非ネイティブ英語話者に向けて、簡略化された語彙と文法を使用し、会話のスピードも通常の3分の2程に遅くした「スペシャル・イングリッシュ」を使った英語放送も行なわれています。

日本語放送

1941年に太平洋戦争が勃発すると、翌42年には日本の占領地域に向けた日本語放送を開始します。番組の制作を担当したのは、日系アメリカ人二世のフランク・正三・馬場でした。放送では、戦争の情報だけでなく、アメリカの音楽や文化も伝えました。戦争末期の1944年には、より多くの日本人に放送を届けるため、サイパン島から中波を使った放送も開始しました。戦争が終了すると、日本語放送はその役目を終え、一時中断されます。1951年には日本語放送が再開します。アメリカ本土からの短波放送や、当時アメリカの統治下にあった沖縄からの中波放送などを通じてアメリカの国内情勢やニュースを届けましたが、1970年2月28日に放送が終わります。こうしてVOAによる日本語放送は終了しました。