ラジオ局用語辞典
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逆相
ぎゃくそう逆相とは、音に関する専門用語のひとつで、音の位相が通常とは逆になった状態のことを指す言葉。「逆位相」と同じ意味である。音は空気中で波のように伝わり、私たちはその波を耳で聴き、音声として認識している。この波の揺らぎを意図的に逆にした物が、「逆相」の状態になる。通常の音と逆相の音が同時に聞こえた場合、この音の波は互いに打ち消し合うため、聴こえないか、聴こえ方が弱くなる。ヘッドホンなどで使われている「ノイズキャンセリング技術」は、これを応用した物。自然界で逆相の音を正確に作り出すことは難しいが、音声に関する専用機器(主にミキサー)を使用すれば簡単に作り出せるため、音をコントロールするために用いられている。
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